ほんのりとグリーンがかったブルーがとても美しい、アクアマリンの原石です。

きっと、もともとはとても大きな結晶だったのでしょう。
六角形の長柱状に成長していくアクアマリンの、
大きな結晶を形成していた一辺の名残りを、
側面に認めることができます。

その一辺をやさしくなぞってみると、
まるで指に吸いつくような、やわらかいフィット感。
気の遠くなるほどの歳月をかけて形作られてきた
アクアマリンの本質に触れられるような気がします。

透明感はそれほどありませんが、
少しマットばアクアブルーの色合いが、こころをホッとさせてくれますよ。

原石ですので、アクセサリーなどの浄化用にもどうぞ。
てのひらいっぱいの、ずっしりサイズです。

ブラジル・ミナスジェライス産
約8×11.5×4.7cm／約419.5g


【アクアマリン Aquamarine】

海と深い結びつきをもつアクアマリン。
「アクア」はラテン語で「水」、「マリン」は「海の」という意味だそう。
エメラルドなどと同じくベリルの仲間で、
成分に含まれる微量の鉄が、淡い青緑色を描き出します。

「水に流す」と言葉にあるように、アクアマリンは、体内の水の元素を浄化して、
感情的な毒素を洗い流し、心に安らぎをもたらしてくれるといわれています。
また、言葉による表現やコミュニケーションに調和をもたらす作用があり、
自分が信じる真理を世界へ向けて発信していくサポートにもなるそう。

良質なアクアマリンの産地として有名なのはブラジルですが、
近年ではパキスタンからもすばらしいアクアマリンが産出されています。